変容変異する数字のマジック
こんばんは!mitsuyaです。
今回は、ちょっとした数字のマジックについて解説していきます。
私たちが、普段使っている数字、又は目にする数字がどのように変容変異し
使われているのか、もっと言えば都合よくみえるのか?と言う話です。
「数字で都合もクソもないだろう!」と思う方もいるかもしれませんが
前提知識がない方のほぼ9割は騙されているといっても過言ではありません。
「フレーミング効果」をご存知でしょうか?
簡単に説明すると結果的に同じ数値であってもみせ方を工夫するだけで
いい意味でも悪い意味でも相手(顧客)に心理的に魅力を感じさせることが
できるのです。
※企業側の視点と顧客(お客様)の視点でみるといいと思います。
例えば
タイムセールで1000円の洋服を買うとして
・「20%OFF」
・「お会計から200円割引します。」
という2つの文言があった場合
あなたは、どちらに目がとまりますか??
おそらく無意識的に20%OFFに目がとまり、お得にみえるはずです。
200円割引というのを目にすると
「たった200円かよ」と思うかもしれません。
しかし、よくよく考えると1000円の20%OFF は200円です。
こういった仕掛けの場合はお店(仕掛ける)側に有利に働く傾向があります。
(もちろん顧客が値幅が同じであると認識しているのであればWIN-WINですが。)
他にもよく目にするのが
・「レモン20個分のヴィタミン」
・「○○成分1000mg配合」といったものです。
レモン20個分と言っても私たちはレモン1個分でどれぐらいのヴィタミンが摂取できるのかを知りません。
また、レモンがどれぐらいの大きさのもを使われているのかという
基準も知りません。
1000mg配合という文言に関しては、たったの1gですwww
(普通に食品から取ったほうがより多く摂取できて健康的です。)
共通しているのは、配合されている成分は食品で簡単に取れる量であり
食品からとった方がコストパフォーマンスも高いと言うことですw
営業妨害している気もしなくも無いですが、こういった単位や成分のコントラスト的な詐○的手法はいずれ塵芥(じんかい)に帰す運命ですwwww
「たった30分で」「コピペで」とか「誰でも簡単に」とか虚勢を張る人たち顧客から去勢されるのと同じで、消えていって当たり前です。
(自分たちの売り上げばかり気にして、顧客に対してメリットのある数字ではないというのは紛れも無い事実ですからね。)
ですが
医療などの命にかかわる場面では患者に安心を提供することもできます。
・「当、病院のオペの成功率は90%以上です。」
・「当、病院のオペの失敗の可能性はわずか10%しかありません。」
この場合は、どちらも安心を与える可能性がありますが
どちらかというと「90%の成功率」の方が望ましいでしょう。
(それは、患者の心理的にも。)
・「あなたが受験に合格する確率は90%だよ!」
・「あなたが受験で不合格になる確率はわずか10%だよ。」
ビジネスをするという視点に立つのであれば
このように、数字をつかって相手を安心させることに注力していく事を
オススメします。
重要なのは、ベクトル(方向)がどこに向いてるのか?ということです。
自分に方向が向いていたら間違いなくビジネスは失敗しますし
相手に方向性が向いていたら間違いなくビジネスは成功します。
つまり
ビジネス成功者は「心、技、体」であり
ビジネスで成果の出ない人は「体、技、心」であるということです。
(この意味がわかりますか?)
それでは!