弱点や欠点を相手に伝えて信頼を得る方法
こんにちはmitsuyaです。
今回は「弱点や欠点を最初に伝えて信頼を得る方法」についてご紹介します。
自分の弱点や欠点、或いは商品の弱点や欠点
所謂、ウィークポイントを使うことで信頼を得るということは常識的に考えれば
ありえないことでしょう。
なぜなら、ほとんどの人や会社というのは自分の弱み、欠点
職場であれば会社の欠点、弱みと言うのは同業他社をはじめ顧客に隠しがちであるからです。
ウィークポイント隠すことで、自分のメリットを強調することで相手や顧客に
安心感を与えることもできるでしょう。
しかし、発想を豊かにすること、視点を変えて物事をみていくことは
ビジネスの世界では必須です。
ひとつの物事を広げたり、縮めたり、伸ばしたり。
形を○にしたり、□にしたり、◇にしたり、△にしたり。
見方をかえて上からみたり、下からみたり、右からみたり、左からみたり
「はい、ひょっこりはん」ってなわけでww
サイコロを投げて上から普通にみたら1かもしれませんが
横からみたら2でも3でも4でも5でも6でもなるわけで、こういったみえないところをみていこうとする努力が本当に大事です。
こういった視点をもって物事を可視化、ビジュアライズしていけばイノベーションを起こすこともできる可能性もでてきます。
という訳で、複眼的、多元的、幅広い視点を持つための第一歩を踏み出す
感覚で読んでいただけると助かります。
既に知っているという方は、より研鑽していってくださいね★☆
ちょっと、前置きが長くなってしまいましたが心理学的に解説していきます。
リフレーミング効果
リフレーミング効果とはタイトルにあるように弱点や欠点を最初に相手に伝えて
信頼を得たい場合に使える方法です。
何か商品を販売すると言う立ち位置でわかりやすく説明するなら
「相手に商品の弱点や欠点を最初に伝え、その後に商品のメリットを説明する」
ということです。
つまり、商品のメリットだけを説明するよりも、デメリットもあわせて相手に
説明する事で説得力を高めることができるのです。
仮にですが、あなたが電気屋さんで洗濯機を買うとして
店員さんがこんな感じで洗濯機の商品を勧めてきたらどうしますか?
「この洗濯機は最新の○○型で××という性能があって△△といったこともできますよ。」
おそらくですが、ほとんどの方が他の洗濯機もみてみます。と答えると思います。
・他にも安い洗濯機があるのではないか?
・なんでこの洗濯機を勧めてきたのだろう。
・もっといい洗濯機があるかもしれない。
・高い洗濯機を勧められている気がする。
こういった猜疑心(さいぎしん)があるからです。
もちろん、店員さんが嫌いだとか、店員さんを疑っていると言うわけでもないし
むしろ店員さんは善意の上で提案してくれたとわかっているのにもかかわらずです。
では、リフレーミング効果を使って同じ洗濯機を説明してみます。
「この洗濯機は最新ですが音が他の洗濯機より少し大きくて、サイズもあるので
幅もとってしまいますが、××という性能が追加されたので△△といったこともできます。」
先程の文章と同じことを言っていますが音が大きいという欠点と
サイズもあるという弱点を述べていますね。
弱みを最初に言うことによって顧客は店員に対して
「誠実」「正直者」であるというイメージを与えることができます。
例えば、音がうるさい事を知らずに顧客が商品を購入した場合どう思うでしょうか?
「そんな説明なかったぞ!」「聞いてないぞ!」とクレームが来る可能性もあります。
そうなれば信頼を失ってしまいますし、信頼を回復することは難しいでしょう。
そういった場合のリスクヘッジするという意味も含めて弱点を最初に伝えることは
重要なのです。
有名な青汁のCMでもありますよね。
「マズイ、もう一杯。」っていうアレです。
これも、リフレーミング効果を使った戦略です。
僕も、青汁飲んだことあるけど苦手ですね。
「マズイ、もういらない。。。」
というわけで、是非リレフーミング効果使ってみてくださいね☆★☆★
それでは!!